出版社:クリーク・アンド・リバー社
電子書籍
発行年月日:2014年07月31日
椎名誠 自著を語る
シリーズ化を意識して書いた作品で、久々の書き下ろし。でも小説の書き下ろしとは違って、あまり苦労をしないで日記をもとに比較的簡単に書けてしまった。この手法は『哀愁の町に霧が降るのだ』に源流があります。この本で三島悟はまたしても社長賞をもらったようなのですが、いまだに僕にはなにもしてくれませんね。どうなっているのでしょうか(笑)。(椎名誠 新潮文庫 1996年『自走式漂流記1944〜1996』より)