出版社:集英社
発行年月日:2003年04月10日
椎名誠 自著を語る
集英社の『すばる』に連載していた小説が『春画』という、ややおどろおどろしい一冊になった。そのあと少し気分が上昇し、かなり明るめの従来の私小説路線に入っていった短編集である。一編ごとの枚数が20枚程度で、それはぼくにとってかなり気楽に書ける分量だったから、この短編集は全体が躍動的な気配を持っている。 (2011年 椎名誠 語りおろし)
かえっていく場所
発行年月日:2006/04/25
文庫