出版社:文藝春秋
発行年月日:2002年10月15日
椎名誠 自著を語る
「週刊文春」赤マントシリーズの単行本化は10年を突破し、完全に自分と一緒に併走しているような長期連続日常話になった感がある。この頃、健康診断で尿酸値が高いと言われた。初めてのことなので、それはいったい何かと調べたら、体内のプリン体というものが影響しているということを知った。最もプリン体が多いのがビールであり、これは酒飲みがかなりの率で到達する痛風という病気のもとになる。これはいけない、とばかりプリン体について研究し、酒場で酒飲み仲間ともプリン体話ばかりしていたから、この本の中にもやたらにその話題が出てくるのである。(2011年 椎名誠 語りおろし)
ぶっかけめしの午後
発行年月日:2005/12/10
文庫