出版社:小学館
文庫
発行年月日:2015年08月11日
椎名誠 自著を語る
雑魚釣り隊のメンバーは登録されている人々だけでも30人近くいる。それが毎月、最低17,8人で日本のあっちこっちへ行って合宿し、基本的にはテントを張り、焚き火を囲んでカンパイする。その前にその土地の海や湖、川などに出ていろんなものを釣ってくる。それだけの大人数が一晩かかっても食いきれないくらいの魚を釣り上げることも多かったから、思えば大したものだったのだ。