樹木の化石

パタゴニア・コモドロリバタビア

ニシザワ「うーむ??????・・・これがなんだかワカラナイ」

おー、これな。これは、この前出た『国境越え』(新潮社)という新刊があるんだけど、その取材旅の最後にいった先が、「コモドロリバタビア」というところなんだけどね。
パタゴニアにある。
そのコモドロリバタビアには「化石の森」ってのがあってさ、
これは、ずっと大昔にここに生えていた樹高70メートルくらいあるような巨大な樹木がなぎ倒されたんだろうね、地殻変動か何かで。
その倒れた樹の上に土が覆いかぶさって、長い年月をかけて、樹そのものが化石化したものなんだよ。

ニシザワ「へー、木の化石?」

うん、珍しいよな。そして、意外に重いんだ。

ニシザワ「いや、これは珍しい。俺、思うんですけど、“シーナの怪しいモノモノ展示館”とか建てたら入場料とって商売できそうですよね」

俗っぽいねぇ。なんでそうなるんだ、バカモノめ。

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