包丁

ロシア

ニシザワ「鍵だの斧だのナイフだのの「カナモノシリーズ」の最後を飾るのが、包丁だのですね」

なんか、その「だの」って言い方にバカにしている雰囲気を感じるね。

ニシザワ「いえ、バカにはしていないです。呆れているだけです」

ふん。まあいいや。
包丁もね、やっぱりロシアに限るね。
これ3つともロシアから持って帰ったものだよ。すべて肉切り包丁。

刃の上の部分に穴が開いている箇所があるだろ。
これは壁掛けのため。
考え方からデザインまですべてカッコいいよなぁ。
ロシアでは斧より包丁の方が高級品。ま、これは日本でもそうか。

ニシザワ「鍵だの斧だのナイフだの包丁など、一時期カナモノに凝りまくっていたのだと思いますが、いまは?」

うん、もうやめたよ。
重いし、実用として使えないものばかりだし、バカバカしくてね。

ニシザワ「気づくのが、お…」

ああ、遅いよ。悪かったな。

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