鍵シリーズ 第二回

世界各国

 

海外に行きはじめた最初の頃から、その国の鍵はどんなのが主流なのかなって真っ先に興味が行っていたな。

ニシザワ「でも普通、海外を旅してて鍵になんか目が行かないですよね」

それはほら、前にも言ったけど俺はカナモノフェチだから。
とにかく海外に行ったときは最初にカナモノ屋に行くわけだ。
そこで形も大きさも様々な鍵に出会った。最初はその多様性にびっくりしたなぁ。

ニシザワ「確かに日本では鍵といったら種類も限られていますよね」

窓もそう。日本だと機能優先でアルミサッシ一点張りみたいなところがあるけど、海外では窓の装飾にすごく凝っている家が多い。
家の外に対しての美意識の高さってのは海外ならではだね。
だから鍵にも凝る。
美術品として深めていくし、その鍵が家のポリシーを表わすこともある。

行き過ぎた例がロシアの鍵かな。
これが意味も無くでかいんだ。家の格を訴えようとしたんだろうけどね(笑)。

ニシザワ「しかし、それを持って帰ってるシーナさんも・・・」

うむ・・・我ながらアホだとは思うよ(苦笑)。

次回の更新は、2012年1月11日となります。

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