出版社:雷鳥社
発行年月日:2010年02月15日
椎名誠 自著を語る
雷鳥社というはじめてお付き合いをする出版社から出した最初の一冊。写真集は超世界的有名写真家にならない限り出版社にとってはなかなかリスキーなものだが、雷鳥社は太っ腹なことにぼくのこのタイトルからして怪しい写真と文章の路線を行く本を出版してくれた。ぼくの本の中では、写真と文章の本ではある種定番となった四六判横開きのスタイルを踏襲してくれて、かなり贅沢な紙面造りがなされた。ぼくにとっては幸せな本の一冊である。