出版社:国書刊行会

発行年月日:2009年01月30日

椎名誠 自著を語る

何年かごとに突如、というかんじで絵本を書く。これは久々の子どもを相手にした絵本の原作で、絵を描いてくれる100%オレンジの及川賢治さんは超売れっ子で、思った以上のすばらしい絵を描いてくれた。ちょうどぼくに孫ができたころで、その子たちに読ませるような気分でこれを書き、実際にひらがなが読めるようになったいちばん上の孫がこれを読み、おもしろかったあ、と本気の顔で言っているのを聞いて、じいちゃんは大いに満足したものだ。

旅する文学館 ホームへ