出版社:文藝春秋

文庫

発行年月日:2006年08月10日

椎名誠 自著を語る

「週刊文春」の長期連載になった赤マントシリーズの単行本である。少し前から、ぼくは年に最低7冊、多いときは10冊以上の単行本を書いているが、その7~10の単行本の中の一区切りのようにしてこのシリーズが出てくる。このちょっとヘンテコなタイトルは、ぼくの大好きなパタゴニアへの何回目かの旅から帰ってきた頃の話が書いてあり、その頃、パタゴニアではマヨネーズ娘という歌がはやっていた。マヨネッサ、マヨネッサ、とガウチョ(南米のカウボーイ)がひげ面で歌っているのがぼくには大変おもしろ楽しく、それがこのタイトルになった。(2011年 椎名誠 語りおろし)

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