出版社:講談社

文庫

発行年月日:2006年07月14日

椎名誠 自著を語る

これは書きおろしである。あいかわらずいろいろ忙しく突っ走っていたので、本というのは小説にしてもエッセイものにしても連載がまとまったものが多かったが、この本は思うところがあって三本立て、それぞれが50枚ぐらいだったと思うが、三日から五日ぐらいで一気に書いてしまったもので構成されている。ぼくが子供の頃の海山川の少年冒険談だから、書いていて実に楽しかった。読者としてかなり影響を受けた松岡さんの絵が激しく懐かしい。

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