出版社:朝日新聞社

発行年月日:2004年01月30日

椎名誠 自著を語る

ぼくの書くSFもどきの小説を超常小説と自分では名乗っていたが、出版社が惹句として使うとき、それを「シーナワールド」と呼ぶようになっていた。これはぼくが言い出したわけではなく、各社が共通してそういう表現をしていたのだ。 この本は「週刊朝日」の連載で、週刊誌の中ではかなりファミリーテイストというのか、多階層の人が読連載小説としては、このような一般的でない超常小説はどのくらい受け入れられるのか、半信半疑というか及び腰で書き始めていった記憶がある。案の定、単行本になった後でも賛否両論であった気がする。 (2011年 椎名誠 語りおろし)

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走る男

出版社:朝日新聞社

発行年月日:2007/01/30

文庫

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