出版社:文藝春秋

文庫

発行年月日:1995年08月10日

椎名誠 自著を語る

1991年から『週刊文春』で始まった連載エッセイ「新宿赤マント」は、ぼくにとって初めての週刊誌連載でした。コンビを組むのはなじみの相棒イラストレーター、沢野ひとし。デザインもこれまたなじみの太田和彦です。内容は日々の暮らしの出来事や食ったもの、見たものなどを綴っていく、というもの。この連載はずいぶん長く続いていますね。装丁の南伸坊さんと初めて組みましたが、沢野のイラストをうまく使った、さすがと思うようなものになっています。(椎名誠 新潮文庫 1996年『自走式漂流記1944〜1996』より)

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