出版社：本の雑誌社

発行年月日：1995年04月15日

椎名誠 自著を語る

このシリーズもずいぶんたくさんありますね。これもだんだん言うことがなくなってきたな（笑）。途中、二冊ほど「むは」から離れたこのシリーズも、やはり「むは」の方が正しいということが立証されて、「むは」のスタイルを継続していくことになりました。何が正しいんだかよくわかりませんが。タイトルは「鵺のなく夜はおそろしい」のもじり。では「むは」はどんな声で泣くのか、というとわれわれにもわからなかった（笑）。本の雑誌社ならではのタイトルですね。本の雑誌社の本づくりも徐々に洗練されてきて、本書もなかなかの仕上がりになっています。 （椎名誠 新潮文庫 1996年『自走式漂流記1944〜1996』より)

b0337

本などいらない草原ぐらし

出版社：角川書店

発行年月日：2006/11/25

文庫（『むはの哭く夜はおそろしい』の改題・文庫化）

旅する文学館 ホームへ