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出版社:新日本出版社

発行年月日:2018年09月25日

椎名誠 自著を語る

 ぼくが40代の頃、岩波書店の『図書』に本に関するエッセーを何年間か連載していたことがある。それらはやがてどんどん岩波新書にまとめられていった。最初の本は『活字のサーカス』だった。続いて「活字」がタイトルに入るシリーズになり全4巻になった。それら新書になったものから三十数本の、まあ自分でも書いていて面白かったお話を再編集して一冊にまとめたのがこの本だ。新書からまた単行本に再編されるというのは珍しいことで、そんな本を作ってくれたことを深く喜んでいるところです。ベストオブベスト(自分で言うな)というわけだから、読んで損はない一冊ですよ。

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